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SARSと新型肺炎コロナウィルス

新型肺炎コロナウィルス、SARSの共通点

今、世界は新型肺炎コロナウィルスの脅威にさらされている状況ですが今こそ歴史に学ぶということが大切だと思います。このことから2002年11月から2003年7月まで流行したSARSの歴史からの考察と最後に社会占星術的な考察と予測を加えようと思います。

今現在、魚座にて水星が逆行していて、誤解を生む可能性が高いので占星術の部分は話半分で読んでもらえればと思います。

SARSと収束までの経緯

まず中国から流行したSARS、これは今現在もコロナウィルスより致死率が高く有効な治療法も見つかっていません。2002年11月から中国で新型ウィルスを確認後に2003年3月12日にWHO(世界保健機構)のグローバルアラートが発令されました。地域は中国南部で2002年11月、カナダトロントで2003年2月に、香港で2003年3月、アウトブレイク※がおきました。

Wikipediaより、感染症のアウトブレイクとは、「一定の期間内 (time) に、特定の地域(place) 、特定の集団 (person) で、予想されるより多く感染症が発生すること」を指す。また、「公衆衛生上重要な感染症(新興感染症など本来あってはならない感染症)が発生すること」をも指す、日本語では感染爆発、感染症集団発生といいます。

この時に、いずれも病院、医師の感染、医療関係者の死が発生していて、エアロゾル感染も起こったと言われています。また感染経路は追えなかったり原因がはっきりしなかったりするということも起こっています。

そして国際都市の香港にも流行したことで世界の旅行者やビジネスマン経由で世界規模で流行していきました。地理的には比較的遠い、カナダ人の香港からの帰国者の中に感染者がいてその後、カナダで感染が広がっています。この時のカナダの対応はお粗末なものだったらしく世界から数年に渡って批判され続けます。おそらく日本のクルーズ船の対応も数年は世界から批判されるかもしれません。

その後、2003年4月16日~5月14日にカナダ、ベトナム、シンガポール、香港など収束に向かい、

2003年7月5日にWHOが収束宣言を出しSARSの流行は落ち着きます。

SARSの時の星回り

結論から言うと爆発的な流行や拡大は木星とトランスサタニアが絡んでいると私は考えています。SARSの流行は、海王星と木星、水星が関わっているように思います。

SARSの流行期の星回りは2002年10月11日に蠍座にて金星逆行、

2003年1月3日山羊座にて水星逆行、その後、順行に移った水星は2003年2月22日水瓶座にて海王星と重なり、3月5日魚座に入りし同月21日に魚座を抜け牡羊座に移行し、2003年4月26日ー5月19日に再び逆行している。

まず水星逆行は情報のミスコミュニケーションが発生しやすくなり順行した水星が2003年2月22日に水瓶座にて海王星に重なると情報がグローバルに拡散されやすくなる。この時、中国から遠いカナダトロントで2月23日にSARSの感染者が判明し感染症がグローバル化するという事態が発生している。

未知のウィルスが原因であるSARSはフェイクニュースや陰謀論などもかなり流行しました。水星が魚座を運行した3月5日−21日や、再び4月26日−5月19日に牡牛座にて水星が逆行をしていることを考えると2003年7月のSARSの収束まで陰謀論が流行りがちになったことは注意したいところです。(コロナウィルス流行中の水星逆行期間の注意点はこちら

そしてSARSとコロナウィルスの注目すべき木星の動きを後のほしのすけの予測と一緒に書いていきたいと思います。

北山ほしのすけの占星術的予測

今回の世界的な流行をみせているコロナウィルスの今後を誤解を恐れずに占い師として予測を立てていこうと思います。(あくまで予測なので信じるか信じないかは自己責任ですのでご了承ください)注目すべき木星はおそらく今回のウィルスの流行に深く関係していると私は考えています。SARSの時をみればおそらく7月には収束に向かうことは多くの専門家が予測していてこれは概ねそうなんだろうと私も考えています。ただ少し懸念がある星回りがあることも確かです。

まずSARSの時の木星の逆行と海王星について2002年12月4日から2003年4月3日まで獅子座にて木星が逆行し2月16日には水瓶座の海王星と180度を形成、2003年4月4日に順行した木星は再び6月3日に海王星と180度の角度をとっています。

この木星と海王星の180度の角度は外に出す角度であり水瓶座海王星の未知なるもの(ウィルス)を外に広げるようなイメージで広がったと考えられます。この時、木星は逆行しその後順行しているということも注目すべきで4月4日から終息の7月までに2回海王星と180度を形成しています。

このことから木星の順行にあわせてウィルスの流行は収束に向かっていったのです

コロナウィルス収束時期予測

そして今回のコロナウィルスの流行の経緯ですが7月までにはある程度収束すると考えていますがすぐに世界で協力して来年の対策もしていかなかれば来年も流行る可能性があります。(山羊座のステリウムの記事はこちら

2020年2月現在、山羊座運行中の木星は4月5日に山羊座25度で冥王星と重なります。

この冥王星と木星の0度の重なりは極端な増やし方をするアスペクトです。社会占星術では冥王星は政府の負債なども象徴していて世界の金融緩和、財政政策の乱発なども考えられますが各地での本格的なウィルスのパンデミックなども考えられます。当然、4月5月6月は株価の動きもかなり極端な乱高下が予想できます。

その後、木星は2020年5月14日に逆行し再び冥王星と6月30日に重なり、9月13日に順行します。またこの時、木星と同じくして、金星の逆行が5月13日−6月25日、土星の逆行が5月11日に起こり、水星の逆行が6月18日−7月12日に起こります。

この金星の逆行と土星木星の逆行の5月と6月は今年一番、株価が乱高下するかもしれません。おそらく日本は二四半期連続のマイナスGDPで景気後退に向かうでしょうし、その景気後退を織り込むような株価の下落は予測できます。

そして結論ですがコロナウィルスは、2回目の木星と冥王星の0度を形成する2020年6月末か7月、遅くても木星が順行を開始する9月には収束するかもしれません。しかし11月13日に3回目の冥王星木星の0度重なりがあるので来年も再び、流行の可能性が残ってしまいます。

こう書くとオリンピックに影響が出てくる可能性が非常に心配されます。無観客などの対応も含めて考えなければならない体制を整えるのが懸命に思えてきます。

未知のウィルスの流行は人間の経済活動を控えることになり、経済的な豊かさの根底からの見直しという人類の試練になるのかもしれません。

そしてそんな世界の状況を見ながら私たちは2020年12月22日に土星と木星が水瓶座の1度にて重なるグレートコンジャンクション を迎えます。(200年と800年サイクルの始まりの時期)

今年はもしかしたら自宅で過ごす時間が多くなり自分を見つめ直したり、時代の変化を感じ取ったりする良い時期なのかもしれません。

北山ほしのすけは、森(社会)を見て木(個人)も見る占い師です。

社会占星術と個人鑑定の両方の鑑定やご相談はこちらをどうぞ

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