12月22日~1月19日生まれ
12星座の10番目に位置している(10ハウスを担当)
二区分……女性星座
四元素……地の星座宮
三要素……活動宮
守護星……土星(年齢域は55歳から70歳)
副守護星……なし
理論を実践に移す山羊座の体験領域
前の星座である射手座は火の精神性と向上心を理想や哲学、学問という形に結実させていきました。
しかし高い精神性や崇高な哲学や理想だけでは現実世界では何の役にも立ちません。
その限界を越えるために次の山羊座は射手座で獲得した火の精神を現実の世界に応用させていくのです。
射手座から山羊座へ移行する流れを考えると知行合一という陽明学の言葉を思い出します。
知行合一とは知識や知恵というのは行動と合わさって初めてひとつのものだという意味です。
たとえば、経営学では実践の場である会社組織と学問の双方を行き来し、絶えず理論と実践を往復することでお互いを高めているのです。
理論を実践に移す。
これが射手座から山羊座への体験領域になるのです。
一人では作れない大きなものを構築する
反対側の蟹座は家庭というごく少人数の人間の心が通う集団に属するのですが、山羊座は実際に多くの他人からなる集団に属する星座になります。
そして山羊座というのはその集団の中で多かれ少なかれいずれ「頂点を目指す」星座だと思います。
またコツコツと積み上げる地の性質の最後の星座なので大きなものを作り出すことも可能な星座なのです。
大きな組織の中で上に上に向かう山羊座もいれば、組織を一から構築しコツコツ大きくしていく山羊座もいます。
また家などをセルフビルドする山羊座もいたりします。
その対象が何であれ一人では作れない大きなものを構築する星座なのです。
そして山羊座はその過程で色々なものを学びます。
一心不乱に駆け上がる山羊座
世の中は会社組織が多いのですが、その競争社会において時には競争に負けてしまうこともあります。
負けても別の場所で這い上がろうとする山羊座もいるかもしれません。
ここという場所を決めれば前の射手座で培われた火の精神を持って一心不乱に駆け上がるのが山羊座なのです。
最後にその頂点に到達した山羊座や、頂点に到達できなかった山羊座はいずれ気づくのです。
その山羊座にとっての頂点にしか見れない景色の中で他にも別の山があるということを。
山羊座の限界
そして登りきった山はいずれ降りなければなりません。
山を降りた山羊座は別の山に向かおうとしますが、そこで前の登った山のルートやルールなどは適用できません。
頂点に達し、成功した者はその成功に囚われてしまい、次の成功にたどり着くことが難しくなります。
そこに山羊座の限界があるのです。
山羊座のローカル性や、ガチガチに構築された組織に限界が来た時に、次の星座である水瓶座のグローバル化や改革、論理性というものが必要になってくるのです。
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