活動宮で風の星座は天秤座でその社交性と審美眼は他の星座にはない長所です。
それに対して活動宮、地の星座の山羊座は野心を持って特定の場所でコツコツと頑張ります。
この天秤座と山羊座はスクエアの関係です。
この関係性は、例えるなら会社における新入社員と社長の関係です。
当然ながらこの2人の社員の活動は全く違います。
会社に入ったばかりの天秤座の新入社員は、配属前に大抵の場合は色々な部署でOJTや基本的な研修を受けます。
この天秤座の新入社員の視点では全体を満遍なく経験するという目的の元に仕事をします。
その会社の独自のルールや考え方を学んでいき基本的に成果を出すために働きます。
そのローカルルールに納得いかない新入社員は残念ながらすぐに辞めてしまうかもしれません。
それに対して山羊座の社長は会社において集団のトップであり全員を従えていきます。
組織においては秩序が非常に大事です。
社長以下、ピラミッド型のヒエラルキーの元に全員で仕事を組織的に行っていきます。
天秤座の新入社員と山羊座の社長はこの頂点と底辺にあります。
天秤座の新入社員は社長の考え方である組織の考えを学ぶんですが入った当初はジレンマがあります。
特定の組織において働くというのはいわゆる組織と自分のギャップがあるんです。
それに対して山羊座の社長は、基本的に社員に合わせるという考えがあまりありません。
トップとして方向性を示し組織として会社を経営していくのでそれは当然です。
新入社員の天秤座から見れば社長の山羊座は憧れる存在で目指すべき立場かもしれませんが
自分の考えを押し付ける悪魔のような存在かもしれません。
そして山羊座の社長にとってみれば会社のためにどれだけ仕事できるの?
という立場で天秤座の新入社員を見てしまうわけです。
天秤座はその社交性を多くの人間に対して発揮しようとし
その全ての人間に公平に人に接していきます。
山羊座はそのローカルな組織のルールなどを重視し上下関係を重視します。
天秤座はこの上下関係が好きではありませんから山羊座の考えを押し付けられると嫌がります。
山羊座と天秤座の関係は、新卒の新入社員が3年以内に最初の会社を辞めるのに似ているんです。
なので初対面ではこの関係は壁があるといわざるを得ません。
なお生まれた時の出生図で個人天体がこのアスペクトを持っているとこの壁は緩和される傾向はあります。
それはこのジレンマを個人が抱えているからです。
個人のホロスコープを調べるには下記を参照してください。
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