「射手座木星と魚座海王星のスクエアの不透明感」
2018年11月木星は蠍座から射手座に入りました。
本来は射手座に木星があるうちは世界の貿易は拡大傾向にありますが逆のことが起きていきます。
これは魚座の海王星と関わりがないとは限りません。
射手座と魚座はスクエアの関係でその影響が出たのです。
魚座の支配星である海王星と射手座の支配星である木星のスクエアは非常に不透明感がでる組み合わせなのです。
そして今年5月8日から射手座木星、魚座海王星は本格的なスクエアを形成していきます。
その前哨戦だというように5月5日にトランプ大統領が中国に対する突然の関税発表で世界貿易に不透明感が色濃く出始めました。
そして昨日の5月31日朝方、その木星と海王星のスクエアに双子座水星が一時的に加わる形でメキシコへの突然の関税発表がありました。
トランプ大統領は双子座の太陽に天王星が重なっていることから矢継ぎ早に色々な政策を突然発表することがあります。
この個人の特性でやっかいなのは突然覆されることがある点です。しばらく株式市場は乱高下するでしょう。
そのたびに世界の企業は振り回されることになります。
直近では6月3日には双子座の新月がありその突然性はより濃くなるかもしれません。
どちらにせよ木星と海王星のスクエアが今年10月後半まで発行しますので
世界貿易の不透明感はそれまで解消されないかもしれません。
「天王星牡牛座時代」
そして今年の3月に本格的に牡牛座入りした天王星の存在も欠かせません。
こちらは火星とアスペクトをとるとその突発的な出来事はより顕著に現れます。
ちなみに前回、天王星が牡牛座に入った80数年前には保護貿易が世界経済に影響を与え大きな戦争につながりました。
牡牛座の現状維持のサインに天王星が入ることにより強固な価値のあったものに変革のエネルギーが加わるのです。
牡牛座には貨幣や銀行が象徴としてあるのでここ最近のキャッシュレス化や地銀の経営状況をみるに
変革のエネルギーはそういう象徴にも向かいやすいと思われます。
「山羊座のステリウムと覇権争い」
今年は大きな変化がある年として経済指標や国際情勢に注目していました。
5月初旬のトランプ大統領の突然の中国関税引き上げによりそのエネルギーは確定したように感じています。
その流れから今年の12月あたりに木星が山羊座に入ります。
その後、2008年から山羊座に滞在している冥王星と2017年に山羊座に入っている土星が重なっていきます。
1つの星座に3惑星が滞在することをステリウムと言いますが今回はこのステリウムが山羊座でおきます。
この3惑星は公転周期の違いから木星が土星冥王星に近づき徐々に重なり始めるのが今年の12月から来年4月にかけてです。
来年2月から3月には山羊座に火星、水星も加わり5惑星、公転周期の短い月なども加わり惑星が山羊座にてひしめき合います。
山羊座というのは権力の象徴です。
この時に、世界の覇権争いは山場を迎えるでしょう。
その影響は世界経済を揺るがすことのように思われます。
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