誕生日の歌と詩
誕生日の時、ローソクが灯されたケーキの前でHappy birth dayを歌ってもらってお祝いされる人は多いと思う。しかしそんな人たちの中でも自己肯定感が少し低くて、気恥ずかしい気持ちで祝われる人は少なくないと思う。そういう人にホロスコープ の占いは最適かもしれない。
星占いの世界でも実はHappy birth dayのような歌ではないが、ひっそりと詩が読まれているのをご存知だろうか?
世の中にはいろいろな占いがあるのだけれど、誕生日に短い詩が添えられている占いは古今東西でホロスコープを使った占いだけだ。その誕生日に添えられた詩のことをサビアンシンボルという。サビアンシンボルは、黄道における1つの円が12分割された星座にそれぞれ30度づつ割り振られていて合計で360種類ある。つまり360種類の星座が存在するということだ。
ホロスコープ の占いというのは実は数学的な要素が多く用いられていて、生まれた場所や時間を細かく要求していることからも非常に精緻なものになっている。その中で個性や関係性を読んでいくのだけれど太陽のサビアンシンボル以外にも月や金星など太陽系の惑星にもそれぞれ生まれた時のサビアンシンボルが存在している。多様な個性というのはこのサビアンシンボルからも読み取れることは多い。
山羊座のサビアンシンボル「敗北を優美に認める将軍」
このサビアンシンボルの中で私が好きなものが山羊座の22度「敗北を優美に認める将軍」だ。誕生日でいうと1月11日、12日、13日の可能性がある。山羊座というのは非常に野心的で計画的、効率を求め、組織の中で個の欲求を抑えて、ひたすら組織のために働く活動宮の星座だ。その中でこのサビアンシンボル「敗北を優美に認める将軍」は、組織の中で小さな勝負に負けることで新たな視野を確保していくことを意味している。つまり小さな勝負で負けて大きな勝ちを求めていく。
あなたがもし激烈な競争社会において人生に迷ったり、大きく負けて挫折してもこのシンボルのように大きな勝負に勝っていけばいいと私は思う。大きな勝負とは、自分自身の個性を生かす場所を見つけそれを輝かせることだ。個人のホロスコープ というのは個性の塊で、ホロスコープの占いの中で個性を生かすということを、個人の星を意識的に使っていくという考え方をする。多くの人は、自分の星を生かし切れていないし使えていない、つまり個性を生かし切れていないのだ。
自己肯定感を高めるサビアンシンボル
ホロスコープによって自分の個性を発見し、その性質を知ることで生きることは楽になっていく。なぜなら唯一無二の個性は争わず、ただ場所だけを探せばいいからだ。人生に挫折したり厳しい局面で耐えられなくなった時は、ぜひこの「敗北を優美に認める将軍」のように自分の個性を生かす勝負で勝つことを意識してほしい。
自己肯定感が少し低くて、気恥ずかしい思いをして誕生日を祝われる人にはホロスコープのサビアンシンボルを知ってほしい。誕生日に詠われる詩は、あなたが個性的に生きることを意味していて、星はそれを応援してくれている。サビアンシンボルの短い詩は人生における自己肯定感を高める応援歌なのだ。
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