こんにちは、ほしのすけ🌟です。
2022年春のマイカレンダーのいけだ笑み先生の4元素の記事がとても興味深かったので
火、土、風、水の4元素を自分なりに噛み砕いてまとめてみました。
いけだ笑み先生の4元素のマトリックス図はとてもわかりやすくまとめられているのでこれだけでも買って読む価値はあると思います。
MyCalendar (マイカレンダー) 2022年4月号 電子付録「今日を幸せに過ごす、毎日の星占い 新・マイカレ暦 4~6月」付 [雑誌]
さて本題です。#長文です
4元素を理解するための前提〜物質の科学的形態と属性星座
4元素の大前提として科学的な物質の形態として気体、液体、個体と3つの形態に分けられます。
例えば、水は水蒸気(気体=風の元素)水(液体=水の元素)、氷(個体=土の元素)となるわけです。
この物質に熱のある、なしを決めるのが火の元素ということになります。
熱量の差ということで熱い、冷たいという基準ができます。
また湿度という観点から乾いた、くっつかない、独立と
湿気の高い、くっつく、隷属(関係性を持つ)にわけられます。
熱量が高すぎると湿気はなくなり、熱量がある程度低いと湿気てくるわけですが
熱量が低すぎると冬の乾燥肌のように乾いてしまいます。
つまり火は熱量が高過ぎるので乾いている。
風(気体)は熱量がちょうどいいので火よりも湿度が高く。
水(液体)は熱量がそれよりも少し低いので冷たく湿度が高い。
土(個体)は熱量が低すぎるので乾いている。
そういう特徴が出てきます。
ちなみに火の属性の星座は、牡羊座、獅子座、射手座
風の属性の星座は、双子座、天秤座、水瓶座
水の属性の星座は、蟹座、蠍座、魚座
土の属性の星座は、牡牛座、乙女座、山羊座になります。
それでは温度と湿度の観点からグループわけしてそれぞれの4元素の特徴をみていきます。
温度でわけるグループ
占星術において男性星座と女性星座に分けると火と風、土と水のグループに分けられます。
知っている方も多いでしょうがこのグループは仲が良いとされるグループとなります。
またこの二つのグループは温度が熱いか冷たいかで分けられます。
つまり火と風は温度が高い、熱いグループ(外向的)、
土と水は温度が低い、冷たいグループ(内向的)になります。
風は、空(空気、気体)と言い換えても良いかもしれません。
#これが後々、理解するのに役に立つ
火と風(空)熱いグループ
火と風(空)の元素は温度が上がりやすく、熱を持つとお互いに上昇していきます。
火は空気(風)がなければ激しく燃え上がることはありませんし、
火がなければ上昇気流(風)を起こすことはありません。
この2つの元素は相互にメリットがある関係性で相乗効果があるグループになります。
また外側に作用するという点でも一致しています。
季節を夏と冬にわけると火と風(空)は夏にあたり、気温が上がると人は行動的になり外向的になります。
火と風は陰陽でいうところの陽となるわけです。
土と水の冷たいグループ
そして土と水は温度が下がり冷たいグループになります。
火や風と比べると比重は重くなります。
土は水と合わさると地面がしっかりと固まります
(雨降って地固まる=トラブルの後にそれを解決すればより関係性が深まる)
水は雨となって山に流れ込むと大きな流れの力を作ったり水の力で地形を形成します。
この2つの元素は相互にメリットがある関係性で相乗効果があるグループになります。
またこれらは主に内側に作用しています。
そして土と水は季節でいうと冬にあたり、寒いので内にこもったり内向的になり休息を意味しています。
またその二つは陰陽でいう陰となります。
この温度、熱を基準にしたグループ分けは占星術の相性でよく使われるので
単純に火と風、土と水の星座は仲がいいんだなと覚えている方も多いのかと思います。
そしてこの温度に対して湿度で分ける考え方が加わります。
湿度で分けるグループ
いけだ笑み先生が言う歴史の中で抜け落ちた解釈が湿度という基準で分けた元素の考え方です。
湿度は乾燥と湿気で分けられ、くっつくか(隷属か)、くっつかないか(独立か)という基準で分かれます。
#湿気があると汗でベトベトするよね
#汗ばむわぁ
くっつかない乾燥した元素は火と土、くっつく湿気のある元素は水と風のグループに分けられるわけです。
#風はくっつくのか?という疑問があるけど空気と考えて湿度が高い日本をイメージすると理解できる
#日本は世界で内にこもり陰湿なのか?
またくっつくか、くっつかないというのは人間関係(独立するか、組織に属すか)にも象徴されます。
くっつかない、独立する熱い火の元素
くっつかない乾燥したグループの火の元素は個人の能力を使って積極的に行動し、他者を置き去りにし切り離します。
火の元素は熱を持っているので高揚感というものを大切にしています。
この高揚感、ワクワクは自分自身の上昇志向によってさらなる行動につながっていきます。
火はその上昇志向から他者を置き去りにする圧倒的な成果を求めがちになってしまいます。
これは悪いことではなく他者を切り離し、抜きん出る性質があるということです。
こういう抜きん出た成果を後で説明するくっつく湿気のグループの風の元素が情報化しシェアすると大きなムーブメントが生まれることになります。
くっつかない、独立する冷めた土の元素
そしてくっつかないグループの土の元素は、あらゆる構造や事実、現実に基づいたものを重視し、個人が物を所有し、他者と切り離します。
社会や組織における実行力や実力を持つことになるわけです。
また自身では熱くはならず、冷めた視点で分析することを得意とし、
会社を率いる社長やリーダーは合理的で現実的な判断をし、そこに他者(感情)など入り込む余地などないと考えます。
これも良い悪いはなく事実に基づく正しい判断をして、時に人を切り離すことで財産や会社の従業員を守ることを考えていることになります。
土はそのままでは人とくっつくことはなく、重く冷めていて、物やお金の所有にこだわりがあるのが土の元素の特徴です。
個人が物や会社を所有するということは占有を意味していて他者と切り離すことになります。
#所有や独占に良い悪いはなくただ自分自身が持つことでうまく使えると考える。
この土の元素の構造や物に、人の想い(くっつく水の元素)がともなうとその社会的な価値は大きく上がります。
#例えば、社員、地域、みんなから応援される会社
#こだわりのある魂のこもった物
くっつかない乾いたグループの火と土は個人の成果を上げて資源や構造(組織)を占有する一部のエリート集団のようなイメージが湧きますね。
しかし際限のない欲望や野心や向上心、地球の有限の資源のことを考えると所有の行き過ぎ(乾き過ぎ)は時代に合わないようにも感じてしまいます。
#争いが常に起き続ける
くっつく、何かに属する冷めた水の元素
くっつく湿気のある冷めたグループの水の元素は、心、感情の開示によって他者に訴えかけたり共感を得ようとします。
内輪で自分と他者とつながり、共感を得ることで安心しようとするわけです。
#想いを一つに
しかし水は温度のグループで、冷たく内向的で、共感を得るにはお互いの心の開示が必要で、信頼関係がなければ成り立ちません。
また心を開示するにはある意味自分の心が強くなければできない部分がありそういう意味でも心を鍛えたり瞑想によって自分自身の心を落ち着けることはとても大事なことだと思います。
水の元素は、内向的で目に見えない人間の心をとても重視していることがわかります。
くっつく、何かに属する熱い風の元素
そして最後に風(空)の元素は、外に向けて情報を開示しシェアすることによって多くの人の決断や判断の役に立とうとします。
現代ではインターネットによって簡単にシェアできるようになり、オープンで多くの人と関係(くっつく)ができるようになりました。
こう考えると、くっつく湿のグループの風と水の関係性の中で共有と共感というのはとても相性が良く風の時代にふさわしいように思えてきます。
ただ悪意のシェアも一瞬で広まるということも忘れてはいけません。
#誹謗中傷や炎上は人類の課題の一つ、環境問題に次いで解決が難しい。
風の元素は、外交的でオープンマインドを持ちながら誰かと共有できる何かを元にどんどんコミュニケーションしていくことを重視しています。
水と風の関係性では、風の元素の外交的でフレンドリーさを使って幅広い人間関係を作り、水の元素で心を通わせるような深い関係を内側に作っていくことが大事なのだと思います。
まとめ
少し長くなりつつあるのでまとめると温度と湿度この分け方が4元素を理解することに役に立つわけです。
そしてこのグループの性質を理解し考えた時
火と水の関係性と風と土の関係性に矛盾や葛藤が多く存在することになります。
例えば簡単にいうと、火はくっつかず、外交的になるのに対して水はくっつき内向的になる。
また、土はくっつかず内向的になるのに対して風はくっつき、外交的になるわけです。
そして個人のホロスコープにおいて矛盾する元素の天体があると天邪鬼になったり葛藤が起こりやすくなります。
例えば、太陽が風(星座でいうと双子座、天秤座、水瓶座)で月が土(牡牛座、乙女座、山羊座)、
太陽が火(牡羊座、獅子座、射手座)で月が水(蟹座、蠍座、魚座)などがそうです。
次回は温度と湿度から考える火→土→風→水の循環について書こうかなと思っています。
質問、感想などお待ちしています。
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