人間は宇宙の中で精神が自由になると糸が降りてくる。
糸は意図となって何かしらのやるべきことや役割を導いてくれる。
そこにはあなたの意思や意図が
あるかもしれないし、ないかもしれない。
しかし宇宙という自然の中で生きることは
少なからず何かしらの大きな意図が含まれている。
老子は道に従い
無為自然に生きると言った。
道とは根源的な存在であり
そこには枝分かれした道がある。
幾重にも別れた道の一つに
私たちは置かれている石だとも言える。
それは路傍の石だ。
私たちはその石を
どうにかして転がそうとしている。
しかし丸くなれば自然に
転がっていくことを誰も教えてくれない。
必死になってした努力は
どこかの誰かに動かされたものなのか
自分の意思なのかはわからない。
しかしそこには大きな何かに通じるためのものがある。
それが宇宙から降りてきている糸なのだと思う。
コメント