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この世界はいつもそこにある

ある囚人2人がそれぞれ鍵のない檻の中にいました。

1人は檻を見つめてうつむきました。

檻の中は冷たく暗い場所でした。

もう1人は鉄格子の窓から月と星を見ていました。

月は外の暗闇を照らし檻の中にも光が届きます。

月明かりに照らされて雪がちらついています。

鍵のない檻は過去であり、その中の囚人は現在の自分、星は少し遠い未来です。

人間長く生きていれば誰でもツライ過去を持っています。
その過去は時々、檻のようにとらえて離しません。

そして現在において1つの大きな試練や転機を乗り越えようとする時に過去の檻に囚われてしまうことがあります。

鍵がない檻の中を明るくするのも暗くするのも、外に出るのも現在の自分次第です。

そして外に出ることをうながすのは誰かであったり時そのものであったりします。

占星術では、おそらく冥王星、海王星でしょう。

出生図の冥王星がトランジットの冥王星(現在進行形で動いている冥王星)とスクエアになる時に中年の危機の星周りになります。

しかし冥王星同士がスクエアで試練になることもあればその後の120度のトラインでその人生は急回復していきます。

気づかないだけで過去の檻の扉は、いつも開けっ放しです。

外の世界はいつもそこにある。

星はいつだって空にある。

自分が見上げないだけなんです。

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